貯蓄型の保険とは?医療保険、就業不能保険には入る必要があるのか?

貯蓄型・医療・就業不能保険とは 保険
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貯蓄型の保険とは

怪我や病気、あるいは死亡といったようなことに備えるためではなく、あらかじめ想定される出費を計画的に確保するための保険あり、これが貯蓄型の保険です。

子供の教育費、老後の生活費などは人生で必要になることが決まっているお金であり、これらは普通に預金などで貯めておくこともできますが、保険を活用すればその途中で万一死亡するようことがあっても当初に予定してたお金が確保できます。

そのような保険には、老後の生活資金を積み立てる年金保険、万一の保証や資産形成兼ねた養老保険、子供の教育費を準備する学資保険・子供保険などがあります。

つまり、○年後に誰の何のためのお金が必要といった予定がはっきりしており、万一自分がなくなっても必ずその額を用意したい場合に貯蓄型保険が選択肢に上がります。

学資保険とは

学資保険は子供が15歳、18歳などになったときに高校や大学などの学費に充てるお金を確保するためのものです。

学資保険に入る方は多く、これは子供の教育費に備えるために入るものであり、決まった期間だけ保険料を払い続ければ、子供が高校や大学に入るタイミングでそれまで払ってきたお金よりちょっと多い額を返してくれるというものです。

さらに、万が一親が満期までの間に亡くなってしまってそれ以降の保険料の払い込みができなくなったとしても、満期になれば子供に満額のお金がおりる仕組みになっており、そこに保険という性格がある商品なのです。

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医療保険の必要性は?

一方、医療保険は病気やけがをしたときの治療費や、それらで入院したときの生活費に備えるために入る保険であり、病気や怪我で入院や手術をした時にお金をもらえる保険です。

一般の風潮として、このような民間の医療保険は必ず加入する必要があるように思われていますが、一概にそうとは言い切れません。

医療保険で備えるべきリスクは治療費と入院期間中の生活費に分かれていますが、会社員・公務員は入院しても有給や傷病手当金などのおかげで収入の減少をあまり心配する必要がない場合も多く、このリスクに備える必要はあまり高くないと言えます。

治療費を準備をするときは100万円ほどまとまったがお金あれば安心です。

大半の方はガンなどになっても100万円程度の自己負担で済むため、大きな病気になったときに100万円程度の額を受け取れるような保険に入っていると安心できます。

就業不能保険に入る必要はあるのか?

就業不能保険とは、病気やけがになって長期にわたり働くことが出来ない場合に保険金がもらえる保険商品です。

これは特に自営業などで働かないとすぐに収入がストップしてしまい、また潤沢な貯蓄を用意することが難しいという人には必須の保険なのですが、先に述べたように公務員や会社員の方は必須とは言えません。

働けなくても傷病手当金等で1年半は給料の3分の2が保障されています。こうした手厚い保証があるため、会社員の人は就業不能保険があればより安心であるとはいえ、必須ではないのです。

就業不能保険に申込みをするとき理解しなくてはならない大事なポイントですが、この保険はあなたが今の仕事を単純にできなくなったときにお金が支払われるという商品ではありません。

あくまでどのような簡単な仕事も難しいという状況になったときだけに払われるという条件になっているのが普通です。失明しても両足を失ってもできる仕事は世の中にあるため、どんな仕事も難しいといった制約はかなり厳しい条件と言えます。

それとは少し違ったものですが、所得保証保険というものがあります。

これは、病気や怪我で働けなくなった場合、その期間に決まった金額の保険料を支払ってくれるというものです。

この保険であれば、どんな仕事もできない状態といった厳しい条件は付きません。

ただし、保険料がかなり高額になります。一般的な会社員が考えるべき保険とは言い難いというのが正直なところですが、高級を受け取っている一家の大黒柱という人であれば、検討してみても良いかもしれません。

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