初めて生命保険を選ぶときは、どれにすればよいかわからず、困ってしまうこともあります。そんなときは、適当に決めてしまうのではなく、コツを意識しながら選んでみましょう。
選ぶときに重要となる3つのポイントを紹介していくので、参考にしてみてください。
目的を明確にする
生命保険を選ぶときは、営業で紹介されたものをなんとなく見て、流れで加入してしまうことがあります。しかし、それはよくない方法です。流されるままに加入してしまうと、希望していた金額を受け取れないことがあります。
保険に入る目的は、そうした失敗を回避するために必要な要素です。
目的が明確なら、それに合わせてじっくりと考え、適切な生命保険を選ぶことが可能になります。
あとで後悔しないためにも、なぜ保険に加入したいのか、きちんと自分の気持ちを確かめておいてください。
それには、現在の状況を改めて確認することも必要になります。なぜなら、将来の予定や生活スタイルによって、経済状況が変わることになるからです。その変化を考え入れておかなければ、目的も見えてきません。
先のことをしっかりと見据えて、選ぶための準備を整えましょう。
種類を確認する
ひとくちに生命保険といっても、その種類はさまざまです。
保険を選ぶときは、自分の目的に合った種類の保険かどうか、必ず確認しておいてください。
代表的なものは、下記の3つです。
- 定期保険
- 終身保険
- 養老保険
定期保険
定期保険は、何かあったときにお金を受け取れる期間が限られているため、一定期間だけ保障が必要なときに役立ちます。
掛け捨て型で保険料が安く、楽に支払いができる点も、見逃せないメリットです。
終身保険
終身保険は期間の制限がなく、一生涯続く保険なので、長く安心感を得たいときに助かります。
定期保険と違い、保障期間が途切れる日は来ないため、いつでも必要なお金を受け取ることができるのです。保険料は高めになっていますが、老後の資産などを保障してもらいたいときは、ぜひ検討してみてください。
養老保険
養老保険は、万が一の事態が起こったときと、満期になったタイミングの2つの場合でお金を受け取れるタイプです。これも保険料は高めになりますが、かなり貯蓄性が高い保険なので、老後に備えるには最適です。
このように、種類によって異なる特徴をもっているので、目的をよく考えて決めるようにしてください。
内容をしっかり見る
自分に合った生命保険を見つけるためには、種類だけでなく、保険金額や保険料といった細かい内容も、忘れずにチェックしておいてください。
種類を確認してメリットの大きい保険を選択しても、この点が疎かになっていると、失敗を防げなくなります。上手に選ぶためには、当たり前のことではありますが内容をよく見ておきましょう。
その際は、必要なお金を予想してみることも大切です。どれくらいの金額が必要なのか、ある程度わかった状態で内容を見ていくと、ぴったりな生命保険を見つけやすくなります。
例えば、残された家族のためにお金を残したいのであれば、生活費や住居費などから公的な保障などを引き、必要な額を計算してみてください。その上で、目的を達成できそうな保険金額に注目していけば、間違いを防ぐことができるのです。
無理なく払える保険料を設定する
また、保険料をチェックするときは、無理なく払える額を優先していきましょう。もし途中で支払いが滞るようだと、せっかく保険金額に注意していても、保障を受けられない可能性があります。
収支のバランスなどをしっかり考慮して、保険料との相性がよい保険を選ぶことが大切です。
このように、内容の確認は、とても大切な作業です。初めて加入する保険を選ぶときは、どうしても不安を感じてしまいますが、まずは落ち着いて細かい情報を見ていきましょう。そうすることで大きな失敗を避けることができます。
概要ではありますが、生命保険を選ぶときのポイントについてご説明しました。
少しの知識と意識で、効率的に無駄なく保障を受けられる保険を選ぶこと可能になります。
是非、自分にピッタリの保険を選べるようにしてください。
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