転職の体験談:40代前半からの、未経験分野だったパソコンインストラクターへの転職!その苦労とやりがいについて。

40代前半からの未経験分野だったパソコンインストラクターへの転職 PCインストラクター

今の職場に悩み、転職を考えている人は多いもの。
でも、いきなり転職という選択をすることに尻込みしている人もまた多いと思います。

そんなとき、助けになるのは転職した人の体験談です。
多くの体験談を通して、転職した人の経験に触れて下さい。

中には似たような境遇の人の体験談もあるでしょうし、また様々なそれぞれの事情や置かれた状況についての経験談は、とても勉強になりますし、役立つはずです。

今回は、40代前半になってから特別なキャリアがない状態でもパソコンのインストラクターへ転職を成功させた体験談を紹介します。

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40代に入ってから転職を決意

今から4年前、40代に入り2年経った時、あることをきっかけにふと気づいたことがあり転職を考えるようになりました。

その時の私は契約職員という形である研究所の組合で事務をしており、家から近い事も良かったし、ある程度仕事にも慣れて色んな業務を任されていたので、なんとなく、何も考えず毎日を過ごしていたんです。

事務といっても雑用も多く、なんで私は給湯室でサツマイモをふかしているんだろう?と可笑しくなるような雑務もありました。

事務所には私と、正職員のおばちゃん(一回り上)の二人でしたが、売店の管理もしていたため、コンビニとその他2店舗が事務所の外に並んでいて、人の出入りも多く雑然とした環境でした。

その正職員のおばちゃんは、30年以上勤務されてるベテランでしたが、パソコン操作に疎く、システムも決まったことしか使えないので、何を聞いても「知らない」「分からない」。
なので、ほとんどレクチャーなしで、すべて自分で本部やシステム会社に問い合わせしながらパソコンを使った業務を覚えていきました。

でも、業務改善のつもりでデータベースを効率よく使えるように工夫したら、そのおばちゃんは「これじゃ私が使えないじゃない!難しい事しないで!」と怒られる始末。
簡単な表作成や入力も「これはどうやるの?」「ちょっと教えて」「なんか変になった」等々、急いでいるのに手を止めて教えることが日常茶飯事で、怒りの気持ちはありませんでしたが、覚える気はないのかと呆れてしまいました。

そんな時、「教えることが仕事になるかも?」とふと思いついたんです。

そこから転職活動が始まりました。

パートからではあるものの、採用が決定

ネットでパソコンインストラクターの仕事を検索し、indeedから応募してみたんです。

とんとん拍子に面接までこぎつけ採用のお返事をいただきました。条件面も悪くなかったので、ありがたくお受けしました。前職では契約職員で、新しい職場ではパート採用にはなりましたが、お給料の面に関してはパソコンインストラクターの方がすこし良くなりました。敢えて悪くなったことと言えば、家から遠くなったことぐらいです。

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大変だけど、やりがいが大きい仕事!

インストラクターの仕事は、ただただおばちゃんにパソコンの使い方を教えるのとは違い、お子さんからお年寄りまで男女問わず、キーボード操作ができない人からマクロを勉強したい人まで、色んな人に合わせた学習をサポートしなければいけませんでした。

決して楽ではありませんでしたが、1人1人に合った内容を提供して目標を立てることで、こちらも教える意欲が湧いてきました。その代わり、勉強不足を補うために家でも予習復習が欠かせなかったので、毎日緊張の連続です。

3年半経った今でも、ちょっと自信がないなぁと思う教科にに関しては、必ず勉強してから出勤します。質問に答えられないのは、生徒さんからの信頼がなくなってしまうからです。併せて事務的な作業もたくさんありますし、教室自体の売り上げなんかも気にしないといけないので、かなり気を張っているところはあります。

あの、給湯室でサツマイモをふかしてのんびりしていた毎日や、分かんないからこれやって!教えて!と言われ、あきれ顔でぶっきらぼうにやってあげていた楽な毎日が懐かしくもあります。
きっと、あのまま居続けたら努力も勉強もせずに、ただなんとなく過ごしていたと思いますが。

緊張感をもって毎日過ごせるのは、きっと老化防止にもなるのかなぁなどと思いながら電車通勤しています。おばちゃんのおかげで、教える仕事が自分に向いていたことに気づけましたし、独学でやっていたパソコン操作やソフトの使いこなし方も生徒さんと一緒に勉強し、だいぶ色んなことができるようになりました。

前の職場のあのおばちゃんよりもできない人は世の中にはたくさんいて、あの年齢であれが出来ていたってことは、おばちゃん、とっても頑張っていたんだねということも改めて感じました。

たくさんの気づきもあり、自分のスキルも上がり、私の転職は大成功だったと思っています。

転職してみて感じたこと

転職は、何を目的としてするのか?だと思います。

私に関して言えばスキルUPできたことは自分の財産になりますし、ここから何かの役に立つことがきっとあると思います。お給料のUPを考えるならもっと違う職を探していたと思いますし、家から近い方が良いなら多分、転職しなかったかもしれません。

教える仕事ができるかも?と思っとことがきっかけとなった転職でしたが、40代半ばで、良い経験をさせていただいてます。そして何より、一緒に働いている人たちが本当に素晴らしくて、こんなに人間関係で悩まない職場が存在することがすごいと思っています。

ある程度の年齢になっても他にやりたいことが見つかればすぐにあきらめずに、まずは調べたり話を聞いたりしてみましょう。

何が自分に合っているかというのは、やってみて初めて分かることもあるのですから。


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