色々な目的で使えるフリーローンとは?その詳細や注意点を解説しました。

色々な目的で使えるフリーローンとは?その詳細や注意点を解説しました。 お金
sponsored link

フリーローンとは?

フリーローンとは、銀行が取り扱っていることの多い、その名の通りお金の使用目的を特定のものに限定しないローンのことです。

家を買うときは住宅ローン、車を買うときはオートローンなど様々なローンがありますが、そのような特定の目的を設定せず、いろいろな用途に使えるローンということです。

フリーローンの申し込みでは、銀行にいくらまで借入れするか、毎月の返済額をいくらにするかなどを全て任せるものではありません。
借り入れ額は自分の使用用途によって異なりますし、返済額も毎月の負担をどれくらいまで許容できるか、どれぐらいの期間で完済したいのかなどにより左右されます。

しっかり自分で借り入れ・返済計画を立ててから相談した方が銀行側の印象は良くなります。
しかし、それが直接審査に影響するかは別です。

フリーローンを申し込むきの一般的な注意点

フリーローンに申し込みをするときは、複数の注意点があります。

フリーローンは自分が買いたいモノやサービスの見積が融資額のベースとなりますので、借入したお金を何に使いたいか決まってない段階で相談しても、銀行側もどのように相談に乗れば良いのか分かりません。

見積書までは用意できなくても、事前にカタログやウェブサイトなどから、目的とすることのサービスが価格いくら程度なのか把握してから相談してください。

フリーローンは最長借入期間の範囲内であれば、自由に返済期間を設定することが可能です。
借入残高に応じて毎月の返済額が決まりますが、その点フリーローンは返済計画立てやすいメリットがあります。

また予定している返済期間を伝える方法もあり、たとえば1年以内に返済したいことを伝えれば1年以内に返済できる返済額を計算してくれます。ボーナス月の返済を増額することにも対応しているので、そうしたものも加味して返済額、返済期間をあらかじめ決めましょう。

sponsored link

フリーローンの利用限度額は?

フリーローンの利用限度額は年収の2分の1以下とされており、銀行によっては最大利用限度額として1,000万円程度の融資を受けられるケースもあります。

もちろん必ずしもそれほどの高額を借り入れできるとは限りませんが、購入を検討しているものが年収2分の1程度までならばフリーローンで借入できる可能性があるということです。

それ以上になると審査で落とされるケースがありますから注意しましょう。

銀行カードローンの金利設定は基本14〜15%前後が多いですが、フリーローンは銀行によって大きく金利設定に差があります。10%前後のところもあれば5%以下のところもあります。利息を抑えたければ金利が低いフリーローンを事前にしっかりと調べてください。

特定の目的であれば目的別ローンを利用した方が得です

銀行により、特定の使用用途であれば通常のフリーローンより金利が下がることがあります。

ブライダルローン、トラベルローンなどの目的別ローンです。

ブライダルローンは使用用途を結婚限定したフリーローンであり、トラベルローンは使用用途を旅行関連に限定したフリーローンです。

ブライダルローンは仕様用途を結婚に限定したうえで、通常のフリーローンより金利を低く設定しています。使用用途が明確に決まっていれば、こうした特定の使い道で金利が下がるローンを利用する方が金利的にとてもお得になります。

sponsored link

フリーローンの融資までの期間は?

消費者金融系のカードローンは最短で即日審査、銀行カードローンは審査結果が出るのは最短で翌営業日であり、借り入れが可能になるのは1週間前後です。

その点フリーローンはカードローンより融資開始までに時間がかかります。

審査自体に時間がかかるのが理由の1つですが、他にもほとんどのフリーローンは契約書に実際に記入・捺印が必要であり、そうした手続きの部分でも時間がかかります。ですので、最低でもお金が必要な2週間前には申込みしておきたいものです。

フリーローンの審査は?

審査についてですが、銀行は他社からの借入件数が複数あれば、かなり厳しく審査します。

住宅ローンなどは住宅の購入にその目的が限定されますが、きわめて低い金利で年収の何倍ものお金を借りることができます。このようなローンは、個人の与信内であれば複数ローンを組むことが可能です。

一方フリーローンは使用用途が自由の無担保ローンであり、カードローンも同様に使途自由の無担保ローンです。こうしたローンについては、銀行が複数を貸付けすることは基本的にありません。

ですので、他に契約しているカードローンなどがあるとフリーローンの審査には通りづらくなります。

大きい額のフリーローンを申し込みたい場合は、他にカードローンなどの契約がある場合は全額返済し、契約を解除しておくのがベターです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました