今の職場に悩み、転職を考えている人は多いもの。
でも、いきなり転職という選択をすることに尻込みしている人もまた多いと思います。
そんなとき、助けになるのは転職した人の体験談です。
多くの体験談を通して、転職した人の経験に触れて下さい。
中には似たような境遇の人の体験談もあるでしょうし、また様々なそれぞれの事情や置かれた状況についての経験談は、とても勉強になりますし、役立つはずです。
今回は自分の時間が取れない建設業から独学で公務員へ転職を成功させた方の体験談を紹介します。
理想とする将来が思い描けない職場から、26歳の時に転職を決意
私は３３歳の男で３歳の息子と妻と暮らす社会人です。３年程前に注文住宅を建てまして、平凡ではありますが幸せな生活を送っています。そんな私が７年前に転職をした時の事をお話させて頂きます。
26歳の時に転職をしました。その時から今の妻とはすでに同棲をしていて結婚を視野に入れたお付き合いをしていました。
そんな私が転職をした理由というのは、将来が見えなかったからです。どんな将来かというと、ある程度働いて家に帰れば子供と妻がいて休みの日には家族で出かけて趣味のサッカーをしてなどといった、ごくごく普通の幸せを手にしたかったからです。
中堅以上の社員も早朝から遅くまで働きづめの職場
私の職場ではそれを想像するのが難しい状況でした。
業種は建設業で、22歳で大学を卒業して入社した会社でしたが、30代・40代の家族を持った先輩方々が夜中まで働いて、次の日も早朝から入社して休日出勤もしてと、働きっぱなしでした。
私は楽をするつもりは一切ありません。楽して幸せを手に入れようなんて考えもありませんので、若いうちは死にもの狂いで働いて、汗水垂らして中堅になったら少し落ち着いてといったのを想定していました。
しかし、この会社では中堅社員の方々、さらにその上も私と同じような生活を送っていた、というのが最大の理由です。これでは人生少し楽しくないのかな、家族に迷惑をかけてしまうのかな、子供に寂しい思いをさせてしまうのかな、ただお金を入れるお父さんになってしまうのかなといろいろ想像しました。まさに私が望んでいない将来が見え隠れしていました。
人生は楽しくなければ…
人生楽しくなければ意味がないと思います。
私は仕事はお金を稼ぐ手段の一つとしか思っていません。なので仕事にやりがいを多く求めているわけでもありませんでしたし、それよりプライベートな時間と仕事のバランスがもっととれる仕事で良いと思い始めました。そう考え始めるともう転職が頭から離れなくなり、そこからの決断はとても早かったです。
建設業から公務員へ転職
今は安定の公務員として働いています。
みなさんが想像する通り、安定の公務員で将来も確保され仕事とのバランスもとれた、私の考えに一致する職種でした。働いてみて、想像と現実とのギャップはほとんどありませんでしたし、休みも疲れが無く充実しています。
公務員の友人にヒアリングして、独学で公務員試験の勉強
転職した経緯ですが、昔から私の親が公務員はどうかと言っていました。
学生の当時は耳を傾けることなく、自分の考えだけで就職して働いていました。ですが、転職を相談した時に改めてその話を聞くと、私の希望通りの職種でした。
そこから公務員の友人何人かに現状を聞いてみたり、どんな手順で試験を受けたり、試験内容などを聞いてるうちに興味がどんどん湧いてきました。
募集要項を早速調べて独学で参考書により勉強をして受験する事を決意してからは、勉強の日々でした。
そして勉強の甲斐が有って公務員となって7年が経過しています。3年ほど前に戸建てを建てる事も出来て、3歳になる息子と妻と暮らすことができて、ほとんど残業なく休日も家族と過ごす事ができる日々を送っています。幼稚園の行事には全て参加出来ていますし、まさしく私が望んでいた生活が手に入りました。
収入は減ったが、大切な時間を手に入れた
確かに民間で働いていた時よりは給料は減りました。
ですが、お金では買えない大切な時間を手に入れることが出来て、私は転職をして良かったと心から言えます。
妻からよく言われる事があります。それはよく笑うようになったと。前職ではそんな笑顔を見れなかったと言うんです。表情にまで生活の変化が出るんだなと思いました。
この職種は急激な給与面での変化というものはありませんが、確実に右肩上がりで伸びていきますし、老後の生活も保障されています。
転職の決意は早い方が良い
転職するという選択に対する考え方は人それぞれだと思っています。
すぐ諦めるだとかいう人もいますし、無理して頑張ってうつ病などの精神的な病気になってしまう人もいます。人生が180度変わる人や大成功する人も同じようにいます。
一度の人生、何が正解かというのはありません。どんな苦労しても最後に笑ってる人が私は良い人生を送れた人だと思っています。その人物像に私は近づいていると確信しています。
転職に悪いイメージをお持ちの皆さんは、もう一度考え直して欲しいです。現状を変えるのがこわいだけではありませんか、現状に満足できていますか。
決断はなるべく早い方がその後の時間も大いにあります。
一人でも多くの人が私のように感じることができる転職をできると信じています。
転職エージェント選びに迷ったらこちらを参考に！
今はたくさんの転職エージェントがあり、いざ転職しようと思っても、どの転職エージェントを使えば良いのか途方に暮れてしまう…という人も多いでしょう。
そこで、こちらに各転職エージェントごとの特徴と最適な利用者層について解説しました。
いざ転職！と決心した人の力に少しでもなれれば、と思います！
コメント