転職の体験談:金融業で身体を壊し、ハローワークインターネットサービスを利用して転職に成功!

金融業で身体を壊し、ハローワークインターネットサービスを利用して転職に成功 転職

今の職場に悩み、転職を考えている人は多いもの。
でも、いきなり転職という選択をすることに尻込みしている人もまた多いと思います。

そんなとき、助けになるのは転職した人の体験談です。
多くの体験談を通して、転職した人の経験に触れて下さい。

中には似たような境遇の人の体験談もあるでしょうし、また様々なそれぞれの事情や置かれた状況についての経験談は、とても勉強になりますし、役立つはずです。

今回は自分に合わず環境も良くない金融職からホワイトな事務職へ転職を成功させた体験談を紹介します。

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自分に合わず、環境も良くなかった金融業からの転職を決意

私は5年前、21歳の時に転職しました。

転職した理由は、いくつもあります。むしろ、前の会社に留まりたい理由の方が少ない、いいえ、「なかった」と言っても過言ではありません。

まず、仕事内容自体が、私には合っていませんでした。私が元々勤めていた会社は、金融機関です。

事務職に就くことを希望して、「金融事務」を謳った前職の求人票に惹かれたのですが、就職してみると、メインの仕事内容は接客と営業。事務はその傍らで、並行して行う仕事でした。

人見知りで、おまけに相貌失認でもある私にとって、窓口業務はハードルがあまりにも高く、しかしそれを周囲に理解されることもなく(当時、自分が相貌失認であるという自覚がなかったせいもありますが)、「転職したい」という考えは早い段階から芽生えていました。

仕事内容に納得いかないことが多かった点も、転職したいと考えた理由のひとつでした。何か必要があってお金をおろしに来た人に、1円でも多く口座に残してくれないか、と頼み込む仕事。

それに、地域を歩いて周り、興味がなさげな人にノルマだからと金融商品の資料を受け取ってもらう仕事。もし逆の立場だったら、自分は嫌だと思うであろうことだからこそ、私はそれらの仕事をするのが辛く、辟易していきました。

また、職場の人間関係が悪かったのも、転職したいと考えた理由のひとつです。あるところではパワハラがあり、あるところではいじめに近いようなことが行われ、最初は十数人いた同期も続々と会社を去っていく。

そんな環境に耐えられず私は体調を崩すことも多くなり、転職をしたいという思いを強めていきました。

ハローワークインターネットサービスを使って転職活動!

転職に利用した主なサイトは、ハローワークインターネットサービスです。

最初は会員登録が必要なサイトにもいくつか登録しましたし、参考にもしていましたが、そういった会員制のサイトは送られてくるメールの量が多く、要・不要の判断がだんだん面倒になって疲れてしまったので、そのうちパッタリと利用するのをやめてしまいました。

その点、ハローワークインターネットサービスは会員登録の必要がないので、変なメールが送られてくる心配もありません。ハローワークが運営するホームページなので、記載内容の信ぴょう性も高いように感じます。また、求人のページが簡素で見やすい点も、私に合っていました。

私はハローワークインターネットサービスで、求人職種が事務職であること、残業が少ないこと、そして家から車で30分圏内であること、という条件を3点柱として、毎日のように求人検索をし、気になる企業があれば情報を印刷しました。

そして、その企業に就職するメリットと思われる点には緑、デメリットと思われる点には赤でマーカーを引いて、企業同士で比較し、どの会社に転職するのが一番良いか、なるべく冷静に見極めようとしました。ハローワークインターネットサービスの求人ページの簡素さは、この比較がやりやすいというメリットにもなりました。

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製造業への転職へ成功!

そして、その中から見つけ出したのが、今の会社です。

今の会社は地元で製造業を営む小さな会社で、当時まだ発足したての企業でした。求人票を見る限り、土日祝休みで残業時間も少なく、求める職種はもちろん、事務職。まさに私の希望にピッタリの会社に思えました。

金融機関から製造業への転職なので、全くの畑違いでしたが、その点に関しては特に不安はありませんでした。というより、不安を感じる余裕もないほど、前職で疲れ切っていたとも言えます。

ともかく、当たって砕けろの精神で、今の会社に直接電話をかけて面接のアポイントメントを取り付け、その結果、幸いにも採用してもらうことができました。

その会社で、私は現在も継続して働いています。
はっきり言えますが、この転職は大成功でした。

今の会社は、人間関係の風通しがとても良いです。しかも、ベタベタ癒着しているわけでもなく、適度な距離感を持った気持ちのいい人間関係が構築されています。そして、ほめて伸ばすスタンスの人が多く、私もそのおかげで、地に落ちていた自信や自己肯定感を取り戻し、ずいぶん楽に生きられるようになりました。

憧れの事務職もやっぱり私に合っていて、毎日同じような仕事を黙々とこなすことに楽しさを見出しています。

転職活動を通して感じた後悔・反省は?

今回の転職活動を振り返って後悔を感じることは唯一、もっと早くに転職しなかったことでしょうか。

前職で3年間耐え続けてしまったせいで、私は体を壊してしまい、その影響は今も強く残ってしまっています。

しかし、もっと早く転職に踏み切っていたら、今の会社には転職できなかったでしょうから、きっとこれで良かったのだと今は思うようにしています。


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転職エージェント選びに迷ったらこちらを参考に!

今はたくさんの転職エージェントがあり、いざ転職しようと思っても、どの転職エージェントを使えば良いのか途方に暮れてしまう…という人も多いでしょう。

そこで、こちらに各転職エージェントごとの特徴と最適な利用者層について解説しました。

いざ転職!と決心した人の力に少しでもなれれば、と思います!

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