自賠責、取得税、自動車税など、車を買うときには多くの税金や保険料がかかります。
車を売るとき、実はこれらの費用の中には戻ってくるものがあるのです。
しっかり把握して知識を身に着け、なるだけ損をしないようにしましょう。
自動車税とは？
車の購入時にかかる自動車税は1年単位で支払う税金で、排気量ごとに税額が決まっています。
排気量1L以下、および1Lを越えた部分では0.5L刻みで1年の税額が決まっています。
2Lのミニバンでもきょうび、43,500円/年もかかるのですね。
注意が必要なのは、この税金は4月1日から翌年の3月31日までの単位で支払われるということです。
支払った時から1年…ではありません。
そして車を買った場合、そこから3月31日までの分の税金を払えば良いのです。これは月単位で定められています。
たとえば買った車を登録したのが7月なら、翌年3月までの8ヶ月分を払えば良く、それは29,000円と定められています。
翌年からは、4～翌年３月までの12ヶ月（1年）分を支払うことになります。
自動車税は車を売ると戻ってくる！
つまり「4月1日の所有者が1年分の自動車税を支払う」というシステムであるため、途中で車を手放した場合、そこから3月31日までの税金は戻ってくるのですね。
これが自動車税の還付です。
買取業者は自動車税の還付を教えてくれないことも！？
この自動車税の還付はそこまで知られていないため、買取業者の中には教えてくれない場合があるのです。
ひどい！悪い業者だ！と思うかも知れませんが…
確かに中には悪い業者もいるかもしれませんが、自動車税の還付金は買取額に含むとしている業者もあり、そのこと自体は法的にも何ら問題ないことのなのです。
なんだか屁理屈というか言葉遊びのような気もしますが、認められていることなので仕方ありません。
たとえば排気量6L超えの車を4月に手放した場合、還付金は10,0800円にも及びます。これが業者の懐に入れば、そのぶん業者が支払う金額は少なくて済むわけですね。
なんだか納得いかないきもしますが、還付金が買取額に含まれるかどうかはしっかりと業者に聞くようにしましょう。
それだけで「分かっている」客と思われ、変なごまかしなどをされにくくなるかもしれません。
車自動車税の還付で最も注意すべきことは？
自動車税のトラブルで最も多いものはなにかと言えば…
先に述べたように自動車税は4月1日時点での所有者に支払う義務が生じます。
ですので、4月1日近くに売却契約を結び、その後に名義の変更を業者が怠っていたような場合には、売却後であるにも関わらず自動車税の請求が来てしまいます。
この点は必ず確認しておき、無用な混乱や被害は避けるようにしましょう。
その他の税金の還付は？？
車を買う時にかかる税金は他に幾つかありますが、それらは売却時に還付されるのでしょうか？
自動車重量税
還付されません。
永久登録抹消したときのみ、還付されます。なお軽自動車は返納届を出したときになります。
自動車取得税
やはり還付されません。
自賠責保険料
自賠責保険は、新車時は37ヶ月、中古車は24ヶ月分をカバーする保険料を支払い、あとは車検ごとに払います。
期間の概念がありますから、これは残存期間分がやはり売却時に還付されます。
しかしこれも、買取査定額に含むとする業者もあるために注意が必要ですね。
還付金の説明をするかどうかで買取業者の質を判断しよう
これまで述べたように、期間の概念がある自動車税と自賠責保険料は、車を売却した時点で残存期間があれば還付されるものです。
しかし、これらの還付金は「買取額に含む」ものとして業者が受け取り、顧客には特に説明しなくても違法などではないのです。
しかし、条件によっては還付金は10万円以上にものぼります。
買取額に含むとするにせよ、それをきちんと説明しない業者を信用できると考える人はいないでしょう。
この説明をきちんとしない業者は優良業者ではないと判断しても差し支えありません。
なるだけトラブルを防ぎ、信用できる業者を見極めるには？
これは、なるだけ多くの業者にあたりそれらの査定額の妥当性を見極めると同時に、税金還付の説明もきちんとしてくれるかどうかを確かめるのが良い方法と言えます。
その時に有用になってくるのがウェブでの無料一括査定です。
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そこで納得行く価格を提示してくれた店とコンタクトを取ることで、多くの買取店を回ったことと同じだけの効果があったことになります。
さらに本査定を受ける際には、税金の還付について確認し信用できる業者かどうかを見極めるのが良いでしょう。
これらが全て無料でできるわけですから、使わない手はありません。
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するとどうなるか？
車を他の店に取られないように、低い査定額を出すわけにはいかなくなります。つまり競争原理を働かせることができるのですね。
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