カードローンの利用が家族や会社にバレないようにするには！？

カードローンの利用が家族や会社にバレてしまうとしたら、その理由は何でしょうか？

それを解説する前に、銀行カードローンと消費者金融カードローンの違いを解説する必要があります。

銀行カードローンは銀行が貸主となるカードローンであり、審査が通れば無担保でお金を借りられます。

銀行のカードローン

銀行ではカードローン以外に住宅ローンなどの融資を扱っています。

住宅ローンや自動車ローンなどの一般的ローンは、1つの契約で決まった額を1度だけ借り入れ可能なものです。追加でお金が必要となればあらためて審査を受けることになります。

それに対しカードローンは借入枠を設定する契約であり、1つの契約で何度も借り入れが可能です。

銀行カードローンはどういう点が魅力なのか？「銀行」ということの安心感で選ぶ人が多いです。銀行は世間からの信頼度が高くブランドイメージも良い傾向にあるためですね。

キャッシングの方法としては消費者金融のカードローンもありますが、銀行カードローンとはどういう違いがあるのか？

基本サ―ビスは大きな違いはないです。

銀行カードローン、消費者金融カードローンはそれぞれ得意とする点が異なります。

消費者金融の最大の特徴としては、融資までのスピードの速さが挙げられます。
最短３0分で審査結果が出て最短1時間で借り入れ可能です。ですが、審査に時間をかけないぶん金利が高くなります。

一方で銀行カードローンは消費者金融に比べ審査にやや時間がかかります。
ですが、最短で翌営業日に審査結果が出るため、他のローンに比べたら十分に早いスピードと言えます。審査は慎重に行われるぶん、金利は消費者金融より低いです。

金利で比べれば銀行カードローンのほうが有利です。

ただし、カードローンを選んでも初めての利用だと上限に近い金利が適用されます。

そのため金利比較で注目すべきは、各社の上限金利です。

消費者金融の金利上限は普通18％であるのに対して、銀行カードローン上限金利は12％以下のことがほとんどです。
金利が低くなれば利息の総支払額は小さくなり、ちょっとでも負担を抑えたければ低金利の銀行カードローンを選ぶと良いでしょう。

総量規制というものがあり、これは貸金業法に定められている

「借り入れを年収の1/３までに制限する」

という規制です。

消費者金融は貸金業法提要を受けるため総量規制の対象となります。

一方で、銀行はあくまで銀行法の適用対象で、貸金業法の適用対照とはなりません。よって銀行カードローンは総量規制の対象外となるため、年収の1/３以上の借り入れが可能です。

しかし最近は総量規制を意識して貸出を抑える銀行が増えており、銀行カードローンも現実的には年収の1/３を超える借入は難しくなってきています。

また総量規制は年収をチェックするために収入証明書の提出を義務付けており、消費者金融では一定の条件満たすと収入証明書の提出が必要となります。

一方で銀行カードローンは20万円を超える借り入れで収入証明書の提出を求められるケースが増えています。

借入限度額が大きめになるのは銀行カードローンのメリットの１つであり、借入限度額の上限は200万円～800万円ほどです。

もちろん借り手の収入にもよることは言うまでもありませんが。

クレジットカードでキャッシングする場合の限度額上限は100万円～200万円となりますので、クレジットカードにくらべて銀行カードローンの限度額は十分大きいと言えます。

ですが、初めての利用だと信用を重ねていない状態になるので、審査過程で限度額が20万円程度に落ち着くケースがほとんどです。

さて、お待ちかねの今回のテーマですが…

家族にカードローンの利用がバレてしまう何よりの原因は、郵便物です。

カードや契約書類の郵送があれば宛先は自宅になりますので、それが家族に勝手に見られてしまうことによりカードローンの利用がバレてしまうリスクが高いです。

しかしこの時、銀行カードローンは差出人が銀行名となるため、自宅に郵便物として届いても不審がられることがないため、家族にバレるリスクは低いと言えます。

また審査時に担当者から勤務先に来る在籍確認の電話も、同僚にカードローンの利用が会社や同僚などにバレるリスクとなり得ます。その場合も、銀行カードローンの場合は審査担当者が銀行名を名乗るため、これも怪しまれることは通常ありません。

このように、銀行のカードローンは審査がやや厳しく時間がかかるというデメリットはあるものの、周囲にその利用はバレにくく、トータルではメリットが大きいカードローンです。

時間に余裕がある場合は、銀行のカードローンを利用するのがオススメです。