不満なく家事を分担するためのコツ
家族との生活で、どうしてもきれいにしておきたい場所を汚したまま放置されたことで、イライラしたことないでしょうか?
夫婦の家事分担でストレスが溜まる原因は、これだけは嫌と思っていることをされることです。
やってもらいたい家事を話し合うのは大事ですが、それと同時にどうしてもストレスになる嫌なポイントをお互い共有してください。
子供がいるので、不衛生になっては嫌な仕事や丁寧にしてもらいたい仕事はあらかじめ念押しし、洗濯などは多少雑でも子供に影響がないようにして、食器洗いは丁寧にしたいと共有していると、ある口コミであるママが言っていました。
ある程度ここだけは譲れないポイントは前もって伝え、それ以外多少不満があっても見て見ぬふりをする、許容することが重要です。
家事のブラックボックス化を防ぐ!
共働き夫婦に大前提の基本スタンスは家事の全員参加ですが、妻が家事を多く担当していると、どういう家事をどのように、どの程度しているのかということを夫がよくわかってないことがあります。
育児休業を取得中で家にいる妻がほとんどすべて家事をするスタイルになっている時など、家事全体が夫にとってブラックボックス化していることが珍しくありません。
その体制のまま妻が職場復帰すると早々に立ち行かなくなることは目に見えています!
どうすれば良いか?
まず家事に必要な全タスクリストをアップしてみてください。
ごみ捨てであれば単にゴミ捨てと書くだけでなく、各部屋のゴミを集め、ごみ箱に新たな袋セットし、集めたごみをごみ収集所まで持っていく…のように、細かい手順を含めて省略しないで書き出します。
すべてリストアップとなればなかなか大変ですが、分からないものを何とかしろといわれても困る…と思っている夫も、職場復帰後の生活想像しきれないでいる妻も、このタスクの見える化は必要不可欠です。
またすべてリストアップすることで、無駄な作業がないか、手順で省略できるものはないかを見直すきっかけとなります。
家事の分担を効率的に決める方法とは?
リストアップしたら、次は各タスク誰が担当するかを話し合いますが、その時に何となく割り振ってしまうのは良くありません。無理が生じて続かなくなるケースがあります。
掃除が苦痛でも洗濯は嫌ではないなど、それぞれに得意不得意があります。
またか帰りが遅いので夕食の支度は難しいけれど朝は比較的ゆっくりなので子供を保育園に送っていけるなど、対応できる時間帯を踏まえて話し合いましょう。
またタスクの担当者を決めるときは、タスクの数や内容など、客観的な大変さではなく「お互いが納得できるか」を重視することがポイントです。
極端な仮定ですが、もしかすると夫は食器洗いよりも、朝食の支度やごみ捨てと洗濯ものたたみなどの全てを担当した方が楽である、思ってるかもしれませんよ。逆に妻は子供を風呂に入れてもらえるならば夕食準備は私が引き受けるなど、そのようにすることが可能になります。
納得の上で決めたことだから続けられるのです。せっかく分担を決めても続かないのでは意味がありません。
お互いのタスク内容や個別予定の共有化はマスト!
個々のタスクは分担してやるようにしていても、子供に関連すること、たとえば保育園から連絡の対応や突発事項が発生時の対処などを、妻だけでカバーするようにしていないでしょうか?
夫はいざというときにそうした件を全く聞いてない…では困ります。
会社でもミーティングを通じて情報が共有されるように、家庭でも各自が都度判断して動けるように情報を共有してください。
保育園、学校からのお便りなどはスマホで撮影してデジタルデータ化し、シェアしましょう。今はPDFなどで連絡を送信してくれる施設もありますので、もちろんそのようなデータも共有します。
カレンダー共有アプリなども利用してみて、夫婦それぞれスケジュールや子供に関すること、役所での手続き期限などをお互い把握しておくようにしましょう。
今ならよくTVでCMを観る「TimeTree(タイムツリー)」などが有名ですね。
Googleカレンダーを用いるのも良いでしょう。
とにかく、常に情報共有していられるためのルールを用意しましょう。
タスク分担を長続きさせるための大事なコツ
共通目的のために各自それぞれすのタスクを割り振ったら、家族であっても相手に任せたからには、個々の方法に基本的にあまり口を出さないようにするのがマナーです。
あなたの目から見て不十分なことが多少あっても、自分の理想を押しつけてダメ出しするのは極力控えて下さい。ちょっとしたことでも小言を言われると「じゃあお前がやれよ」となりますよね?
もちろん、あまりにもひどい方法であったりタスクの実行が不十分になるようでは問題なので、直さねばなりません。
ただその場合も上から目線で言うだけではなく、きっちりと話し合いを持ち、場合によってはタスクを交換するなど、単なるダメ出しに終わらないような対処を心がけるのが重要です。
以上、夫婦間でうまく家事タスクを分担する方法を説明しました。
意外とこのような基本的なところをおろそかにしている人が多いのです。
ちょっとした工夫と気遣いで結果は大きく変わってきます。
是非やってみて下さい!
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